空き家は今後、税金を払うだけの負債になり下がる!
実家が空き家になってしまったけど、毎日忙しいので問題を放置している!というあなた。
あなたのような方って、実はとても多いです。
住んでいた親が亡くなって、法事もなんとかこなした。普段は毎日仕事が忙しいので、ちょっとした休みを取ることも難しい。ましてやよくわからない不動産のことなんて、何をしていいのかすらわからない!!できることならそのまま放置したい。見なかったことにしよう。と思うのも無理はありません。
空き家って、今とても増えています。
総務省統計局の調べでは平成25年の実績で、空き家の割合は住宅全体の13.5%です。家が10軒あったら1軒は空き家なんです。とても多いと思いませんか?しかもこれからもっと増えそうなんです。
その空き家。現状どうなっているのか?というと。。放置されているだけなんです。
主要な不動産サイトの物件を一括で見られるサイトがあります。ここで売りに出ている中古マンションと中古住宅の数は約46万件。(これは重複をたくさんしています)。一方で、空き家の数は820万戸です。つまり空き家の約5%が売りに出されているだけで、あとの95%の空き家は放置されているんです。
あたなは、家や土地は資産だと考えていませんか?
土地は坪いくらとか。家も購入したときは何千万円したからとか、それなりの金額になると思っています。
それは、【売れれば】の話です。売れなかったら1円にもなりません。
「毎年支払いしている固定資産税には、評価額って書いてあるよ!?これだけの価値があるんでしょ?」
お答えします!それだけの価値はありません!それは役所が税金を取るために、市場価格とは関係のない金額を勝手につけているものです。
試しに役所へ行って、その金額でその不動産を買ってくれとか、それで税金払います!と言ってみて下さい。相手にされません。
築30年40年経過した建物に評価額がついていることがおかしいんです。
もし実家の空き家を放置したままにしておくと、誰も買ってくれない。そして税金はずっと支払い続けなければならない。ただのお荷物。負債になってしまいます。
そうなりたい方は、そのまま放置してください。空き家を負債にするのはイヤだ!という方は読み続けてください。(^^)
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空き家は今すぐ査定して売りに出しましょう!
決断しましょう!でも決断の必要はありません!!
今すぐ「家を売ってしまおう」という決断はできないと思います。
現在空き家といっても、今後利用するかもしれないですね?あなたじゃなくても兄弟とか子供たちとか。
なので、「家がいくらで売れるか調べよう!」という決断をしてください。(^^)簡単でしょう?
無料でネットで申し込みできます。最初はあなたが家にいて立ち会う必要もありません。不動産屋が番地と外観から売却価格を査定して連絡してくれます。概算でいいなら地域の町名などから算出してくれます。
一括査定は、有名どころがいくつかありますが、ここがいいです。
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空き家は売却しないと。。今のタイミングを逃せば、大損!!?
空き家は早めに売却しましょう。
平成27年2月に、空き家対策特別措置法が施行されました。
放置された家を解体せよとの通告。対応しない場合には強制解体。固定資産税のアップ。などができるようになったんです。
そもそもなぜこんな法律が出来たのか?簡単です。放置されている家が多いからなんです。
実家が空き家になっちゃったのを売りにも出さず放置しておくと
、いつのまにか5年。10年と時間が経過してしまうのです。家が古くなっていってしまい、結局、売り物にもならず、解体するのも費用がかかるのでしない。ひたすら税金だけを払い続けるものになってしまうんです。そのときに後悔するんです。まだ売れるうちに売って処分してしまえばよかったと。
不動産は東京オリンピック需要で価値が上がる!なんて場所はごくごく一部で、その他大部分の土地は値下がりを続けています。一番高いのは今です!売れる可能性が高いのも今です!時間が経過するにつれてどんどんと状況は悪化していきます。
実家の空き家はいつか誰かが使うかも。。?と思っても、そのいつかはやってこないでしょう。もし後日使いたいとなったときには、安くなったほかの中古住宅を購入しましょう。
売れるうちに売ってしまってください。中古住宅はこれからどんどん供給されてきます。誰もあなたの家に見向きもしなくなるときがやってきます。売れなくなってからでは遅いのです!
空き家は売れないことだってある。というか売れない。
家や土地なら必ず価値がある!と思うのは間違いです。
誰かが住みたいと思う場所だから売れるのです。誰も住みたくない場所であれば、ほしい人がいない→売れないということになります。
家を買おう!と思っている方は、ご夫婦なり、子供のいる家族ですね。奥さんの意見ってとても強いです。
中古住宅といっても、まだまだキレイで新しいもの。築浅のものであれば、売れる可能性は高いですが、女性ってやっぱり新しいものって大好きなんです!
どうせなら新築の家が欲しい!と言われてしまうことがあります。
とすると。当然中古住宅は売れません。
アパートは特に顕著ですが、一戸建ても、ハウスメーカーさんは家を作って売るのが商売です。買う人が少なくなっているにもかかわらず、毎年たくさんの家が建築されています。買う人が少ないと。。。!?当然、値段が下がります。購入しやすくするためですね!買う人も、それだけ安いなら中古なんかじゃなく、新築で購入しよう!!と思うんですよ。
ちなみに。平成27年に、新しく建築された家・マンションの数(新設住宅着工戸数)は。。。!909299戸!約91万戸です!
そのうち、注文住宅は28万戸。新築貸家は38万戸。建売マンションが12万戸。建売一戸建てが12万戸です!
放置された家があまっているというのに、新しく建設された家が平成27年だけで91万戸ですよ!!
有名ハウスメーカーも!有名アパート建築メーカーも!!家やアパートを毎年たくさん作って売っている実感が少しはわきますか?
残念ながら日本では、家は消費するもの。数十年で壊すもの。という感覚なんですよね。もったいないとは思いますが。
築30年を超えた家は、10年乗った乗用車のようなものです。値段のついているうちに売らないと、自分で廃車費用を負担しなければならなくなります。
使わない家は手放しましょう。絶対におすすめです。
築30年築40年の木造住宅を売るには?
空き家は築年数が経過しても売れるのか?!
相続などで自分のものになった住宅は、とても古い場合が多いですよね。築30年!築40年!なんてこともあるかと思います。
木造住宅は、どれくらい利用できるものでしょうか?
木造住宅の法定耐用年数は22年。木造の骨組みだけであれば40年50年でも利用可能だとは思います。
じゃあ、なぜそれほど長く使わないのか?それは、キッチン・お風呂など大きな設備が30年ほどで寿命となってしまうからです。リフォームに多額の費用をかけるなら、建て替えたほうがイイ!と建替をする方が多いのです。
それを踏まえた上で。築30年の家の価値を考えると。査定額マイナス100万円です!!100万円はその家の解体費用です。
家のほうは、いつまで使えるかはわかりません。水周りなどいつダメになってもおかしくないのです。
土地の価格にマイナス100万円程度が、適正な価格だと思います。住宅は建てたときは数千万円したかもしれませんが、築30年となったら価値はないと思ってください。
もしキッチン・浴室・トイレなどリフォームしてあるのであれば、査定額0〜数百万円ぐらいまでは見てもいいと思います。
購入した方は、可能な限り家を使い倒してから、家を新築するという!お金の使い方のうまい方だと思います。(^^)
さてそれが築40年となると。。。!耐用年数をはるかに超えているので、家のほうはもうほとんどダメですよね。
土地が人気のあるところでないと、売れないと思います。査定額としては、土地の価格マイナス100〜200万ぐらいでお考えください。
それを踏まえた上で、実際に不動産屋に見積もりを取ってください。
土地の価値は立地によって、大幅に変わります。あなたの家が人気のある場所にあるといいですね!
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